忍者ブログ

[PR]

2025/03/18 (Tue) - 02:13:53

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


※暗い内容注意。私が秒針の付いた時計を常にしているのは

2016/03/15 (Tue) - 21:02:06

先日のかちょでの出来事。

公式のレポにも書いてあったんだけど、朝、会場設営待ちしてる段階で急に意識が無くなって倒れられた方がおられてさ。

意識無くなってから倒れられるまでの流れを見てて、周りがザワザワし始めてたにも関わらず、どこか遠くの事だ、と、思って、友人に「カジさんっ!!」って名前を呼ばれてから、ハッとして漸く動いた自分が情けなくて仕方無かったわ。


実は、今回が初めてでなくて、ああいう場面に何回も遭遇した事があります。


本当に。

本当に、無責任で人でなしな事を言うと。

そういう場面でも、本当は行きたくないし、関わりたく無いし、出来れば私でない誰かに処置をとってほしいくらい。
私に任すなよ、託すなよ、って本気で考える。
正義感とかそんなもんじゃなくて、本当に恐怖しか無いです。

『倒れる』って一概にいうけど、倒れる『理由』っていうのが必ずあって、何で倒れたのか、その原因が何なのか、分かっててもどうしようも出来ない理由の事だってあるんです。

もし梗塞系だったら、もし心疾患系だったら、もし呼吸器系だったらとか、一刻を争う中で色々な方向から考えて、自分じゃどうしようも出来ない事で、もし、目の前で最悪の事態になってしまったら、とか、本当にコンマ数秒で考えるんです。
そうなってしまった時の自分の責任とか。
本当に、人を助けるって、TVとかで言ってる以上に大変なんです。
その場に血圧計も無ければ、聴診器も無ければ、せめてあれさえあれば、って物が無いと、本当に怖い。

私が駆け付けたから何とかって問題じゃなく、他に人が居なくて、自分しか居ないとか、本当に怖くて怖くて仕方ないです。




けど、本当に、そんな事考えてる頭でも、身体は既にその人の元へ動くんです。
やっぱり『助けたい』『何とかしたい』って考えが先に立つんです。
誰かが、とかじゃなくて、自分の中のありったけの引き出し開けて、その人を助けたいって思うんです。
例え1しか持ってなくても、0よりはマシだって思って助けたいってなるんです。
周りが何とかその人を助けようとして間違った処置をしようとしてても、違いますこうして下さいって言える1さえあれば救える命だってあるから、何とかしようと思うんです。



今日、その方の家族さんから私宛に電話があって、お母さん泣きながらお礼を言って下さいました。
駆け付けた救急隊に私の番号を伝えたのをわざわざ聞き直して、お電話をくれたようでした。

私なんて全然な奴だけど、何か人の為に出来たんだなって、思って、なんとも言えないため息が出た。



あと、本当に、Twitterとかで流れてるように。
私達の世界、コスネームで呼び会うから本名を知らない人が多いと思う。
だけど、咄嗟の事態で本名と住所電話番号が分からないと、マジで何も出来ないんです。
その方のお友達も『本名知りません』っていう方々で、既往も分からなければ、家族に連絡する事も出来ませんでした。
誰か一人でもいいから、連絡先を知ってて欲しいってなる場面が今回みたいにあるんです。
そういう意味では、この世界、グレーゾーンが多くて、本当に、怖い。

PREV HOME NEXT

COMMENTS

COMMENT FORM

TITLE

NAME

EMAIL

HOME
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字PASS
COMMENT
 
カレンダー

02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

プロフィール

HN:
カジ
性別:
女性

OTHERS
Designed by TABLE ENOCH
Powered by 






わくわくする出会い

[PR]